東京マリン（最終日）

当日の空模様　午前９時頃

それでも閉園を惜しむファンの方や最終日はサービスで入場料１,０００円ということもあり、多くの方
が来園されました。９月に突入して来客数が激減する中で、久しぶりに活況を取り戻した園内。今日が
終われば解体されてしまう現実がまるで嘘みたいな光景。私はスタッフとしてこの日を過ごしましたが、
本当に最後なんだという思いが常に頭をよぎり、何とも言えない気持ちでした。このような感覚を体験
　　したのは私だけではなく、他のスタッフや来園された方も同じような気持ちだったのではないでしょうか。



園内の風景　午後４時頃

最後のパラパラショー

午後４時になって最後の^※パラパラショー。大勢の方がインフォメーション前に集まっていました。
それが終了するとそろそろ帰り支度の人も増え、園内全体に寂しい雰囲気が漂い始める。
そして人もまばらになってきた午後６時、営業終了を伝える最後の場内アナウンスが流れる。

「お客様にお知らせします。ただ今時刻は午後６時になりました。
これをもちましてウォーターパーク東京マリン、すべての営業を終了させていただきます。
長年に渡るご愛好まことにありがとうございました。スタッフ一同心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。」

およそ３０年間に渡る東京マリンの歴史が終了した瞬間でした。
実際に園内に流れたアナウンスの録音が残っていますので聞くことができます。

再生する

※園内の各種ご案内を担当するインフォメーションスタッフによって行われたもの。
営業中は午後２時と４時の２回、プールの安全検査を行っていました。
その間も来園者を楽しませたいという意向で、２０００年度より開始されました。
他にもライフガードによるマリンジャー（戦隊ヒーロー）ショーなどがありました。